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Twilio連携

Twilio連携



アカウント作成



Twilioの連携を始める前に、Twilioアカウントを作成し、アカウントSID、Twilio電話番号、認証情報などの必要な情報を取得する必要があります。これらの情報を使ってプラットフォームを接続します。

Twilioのウェブサイト連携設定



ウェブサイト設定にアクセスし、「アプリケーション」を選択します。

「アプリケーションを追加」ボタンをクリックし、連携の一覧からTwilioを選択します。


認証タイプの選択



Twilioと連携する際には、「Auth Token」と「API Key」の2つの認証タイプが表示されます。希望するタイプを選び、必要な情報を入力します。

完了すると、認証タイプが2つ表示されます - 「Auth Token」と「API Key」です。お好みに応じてどちらかを選択し、必要な情報をすべて入力します。

Auth Token 認証情報の取得方法(推奨)



Twilioアカウントにログインします。

「アカウントダッシュボード」の「アカウント情報」セクションで、Account SIDとAuth Tokenを確認します。



認証情報の取得方法



Auth Tokenの取得(推奨)




1)Twilioにログイン
2)アカウントダッシュボードの「アカウント情報」からAccount SIDとAuth Tokenを確認


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3)左メニューの「Keys & Credentials」から「API keys & tokens」を選び、Live credentialsのAccount SIDを確認

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7 4) 「APIキーの作成」ボタンをクリックし、APIキーのフレンドリーネームを入力して作成4) 「APIキーの作成」



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5) APIキーにわかりやすい名前を入力し、必要に応じてリージョンとタイプを変更してください。

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6) 生成された秘密キーは後で確認できないためコピーして保存

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Twilioの電話番号の取得



Twilio番号は、メッセージを送信する「送信者」となる番号です。Twilioで新たに番号を取得するか、既存の番号をTwilioに移行することで、SMSやWhatsAppメッセージを送信できます。番号の購入と管理はTwilioコンソールで行います。

※注意!日本の番号を利用する場合、SMSとWhatsAppは利用できません。ボイスメッセージのみとなります。両方とも利用する場合は、アメリカの番号で取得をして配信がおすすめ。顧客にはどの番号から通知されるかは伝えましょう。

SMS Sender IDの取得



SMS Sender IDは、SMSの送信者名を設定できるアルファベット形式のID(例:YourCompanyName)で、主にブランド認識のために使われます。これはTwilioに登録が必要です。なお、アルファベット形式のSender IDは一方向通信のみ可能で、返信を受けることはできません。

Messaging Service SIDの取得



TwilioのMessaging Serviceは、メッセージング機能の「バンドル」で、特定の用途やキャンペーンに必要な送信者や機能、設定をまとめることができます。

Messaging Serviceには複数の異なる送信者タイプを割り当てることができ、メッセージを送信する際には、メッセージの種類、送信能力、受信者の位置情報に基づいて、Messaging ServiceがSender Poolから適切な送信者を自動で選択します。

Messaging Serviceは大量メッセージの送信に適しており、メッセージ量が増えた際にSender Poolに送信者を追加してスケールさせることができます。1秒あたりに送信可能なメッセージ数には限りがあるため、個別の送信者で大量送信するよりも効率的です。Messaging Serviceの作成や利用には追加コストがかからないため、SMSやWhatsAppの送信にはMessaging Serviceの利用を推奨します。

Messaging Serviceの作成や管理はTwilioコンソールで行うことができます。

テスト用番号

テスト用番号は、メッセージを試験的に送信するためのオプションです。自身の電話番号を指定することで、自分宛に簡単にドラフトやテストメッセージを送信できます。

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メッセージの送信方法



送信するメッセージの種類に応じて、Twilio設定で指定したTwilio番号、SMS Sender ID、またはMessaging Serviceからメッセージが送信されます。

SMSの送信



SMSを送信するには、Twilio番号、SMS Sender ID、またはMessaging Service SIDのいずれかを指定する必要があります。

SMS Sender IDが指定されている場合:Twilio番号よりも優先され、SMSはSMS Sender IDから送信されます。

Messaging Serviceが指定されている場合:Twilio番号やSMS Sender IDよりも優先され、メッセージはMessaging Service経由で送信されます。Messaging Serviceは、適切な送信者を自動で選択してメッセージを送信します。

WhatsAppメッセージの送信方法



WhatsAppメッセージを送信するには、Twilio番号またはMessaging Service SIDが必要です。また、TwilioコンソールでTwilio番号用のWhatsApp送信者を作成し、それをWhatsAppビジネスアカウントにリンクする必要があります。

WhatsApp送信者とは、WhatsAppメッセージの送信元となる番号で、SMS送信に使用する番号と同じものを利用できます。

Messaging Serviceを使用する場合は、WhatsApp送信者をMessaging ServiceのSender Poolに追加する必要があります。これはTwilioコンソールから行えます。

SMSと同様に、Messaging Serviceが設定されている場合はTwilio番号よりも優先され、メッセージはMessaging Service経由で送信され、適切なWhatsApp送信者が自動的に選択されます。

WhatsApp送信者の作成や管理は、Twilioコンソールで行うことができます。

音声メッセージの送信



音声メッセージを送信するには、Twilio番号が必要です。

メッセージの受信方法



SMSやWhatsAppメッセージを受信するには、Twilio設定で「Receive Incoming Messages and Replies(受信メッセージと返信を受け取る)」のチェックボックスをオンにするだけです。これにより、Twilio番号またはMessaging Serviceで受信したSMSおよびWhatsAppメッセージをリッスンするためのWebhookが自動的に作成されます。

送信時と同様に、Messaging Serviceが設定されている場合は、Twilio番号よりもMessaging Serviceが優先され、Messaging Serviceで受信メッセージをリッスンします。Messaging Serviceが設定されていない場合は、Twilio番号で受信メッセージをリッスンします。

注意点として、Messaging Serviceを使用していない場合でWhatsAppメッセージを受信したい場合は、TwilioコンソールでWhatsApp送信者を手動で設定し、Twilio設定画面に表示されているWebhook URLに受信メッセージを転送する必要があります。

また、SMSメッセージをアルファベット形式のSender IDから送信する場合、受信者は返信できません。アルファベット形式のSender IDは一方向通信専用で設計されています。



更新日 04/12/2024

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